研究題目 Research Title |
水害リスク情報および浸水被害が不動産価格に与える影響分析 |
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Analysis of the impact of flood risk information and flood damage on real estate prices | |
状態 Status |
実施中 |
Started | |
研究番号 Research Number | 1109 |
研究代表者 PI |
安田 昌平 / 日本大学 経済学部 |
Shohei Yasuda / College of Economics, Nihon University | |
事務担当者 Secretary |
安田 昌平 / 日本大学 経済学部 |
Shohei Yasuda / College of Economics, Nihon University | |
受入CSIS教員 CSIS reception staff |
高橋 孝明 / - |
Takaaki TAKAHASHI / - | |
研究内容 Abstract |
近年、短時間の集中豪雨による大規模な水災害等が発生している。このような中、水害リスク周知のため、改正水防法(令和3年2月閣議決定)により大規模河川だけでなく中小河川においても浸水想定区域図の作成・公表が義務付けられた。また、不動産取引時における重要事項説明として、水防法に基づき作成された水害ハザードマップを示したうえで対象物件の概ね位置を説明する等の義務が宅地建物取引業者に課されることとなった。これらの施策が十分に機能するためには、住民が水害リスクを十分に認知し、リスクに応じた最適な行動をとることが必要である。しかし、西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県合敷市真備町地区では、ハザードマップと実際の浸水地域はほぼ同じであったにもかかわらず、死亡者の約8割が避難行動要支援者であったなど、リスク情報をもとにした最適行動がとられていない可能性がある。そこで、本研究では、水害リスク情報の公開が不動産価格や人口に与える影響を観察し、住民の居住地選択において水害リスクが十分に考慮されているのか検証する。 |
研究期間 Research Period |
2021-08-19 - 2023-03-31 |
申請中の研究者は表示されません。
Pending researchers are not shown.
安田 昌平 | 日本大学 経済学部 |
Shohei Yasuda | College of Economics, Nihon University |
大坪 未奈 | 日本大学 |
Mina Otsubo | The University of Nihon |
菅澤 武尊 | 公益財団法人日本住宅総合センター |
Sugasawa Takeru | Housing Research & Advancement Foundation of Japan |
申請中のデータセットは表示されません。
Pending datasets are not shown.
研究成果は存在しません。
No Publication.
報告書は存在しません。
No annual report.