研究題目 Research Title |
京町家を考慮した木造住宅密集地域の外部費用の推定 |
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Estimation of the external costs of densely-built. wooden house areas consider Kyo-machiya | |
状態 Status |
完了 |
Completed projects | |
研究番号 Research Number | 664 |
研究代表者 PI |
宅間文夫 / 熊本学園大学経済学部 |
Fumio Takuma / Faculty of Economics, Kumamoto Gakuen University | |
事務担当者 Secretary |
宅間文夫 / 熊本学園大学経済学部 |
Fumio Takuma / Faculty of Economics, Kumamoto Gakuen University | |
受入CSIS教員 CSIS reception staff |
高橋 孝明 / - |
Takaaki TAKAHASHI / - | |
研究内容 Abstract |
阪神淡路大震災や東日本大震災を機に,様々な災害リスク情報が普及し,国民の災害に対する意識が変化しつつある一方,都市には直下型地震等による甚大な被害が予想される木密地域が広く存在する.本研究は,木密地域の外部費用が複雑化している京都市を対象とし,木密地域に2種類の外部性が混在した場合の推定方法を提案するものである.京都市の木密地域には,京都の魅力となっている京町屋が混在しており,京町屋の集積には正の外部性が考えられる.この場合,木密地域の外部性には,建物の集積による負の外部性と京町屋の集積による正の外部性が混在しており,木密地域の外部費用の推定には過小バイアスが存在する.したがって,京町家の集積と木密地域における危険性を十分に識別した上での推定が望まれる.そこで本研究では,GISで京町屋の集積を捉え,京町屋の集積を十分にコントロールした上で,木密地域の負の外部性のみを推定することを試みる.また,一般的なヘドニック関数に含まれる変数に加え,京都の観光都市としての特性を,観光地へのアクセス等によってコントロールする.このように,本研究は,都市における防災の重要課題の一つである木密地域の外部費用を,地域特性を十分に考慮した上で推定を試み,木密地域解消の施策検討に寄与しようとするものである. |
研究期間 Research Period |
2016-04-02 - 2019-03-31 |
申請中の研究者は表示されません。
Pending researchers are not shown.
宅間文夫 | 熊本学園大学経済学部 |
Fumio Takuma | Faculty of Economics, Kumamoto Gakuen University |
安田 昌平 | 日本大学 経済学部 |
Shohei Yasuda | College of Economics, Nihon University |
申請中のデータセットは表示されません。
Pending datasets are not shown.
種別 type |
タイトル title |
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論文 | 京町家を考慮した木造住宅密集地域の外部費用の推定 |
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学位論文 | 京都市の木造住宅密集地域の外部費用の推定 |
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