研究題目 Research Title |
GPSデータを用いた自転車利用者の行動分析 |
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Analysis of Bicycle-User's Behavior using GPS tracking data | |
状態 Status |
完了 |
Completed projects | |
研究番号 Research Number | 834 |
研究代表者 PI |
山田 育穂 / 東京大学 空間情報科学研究センター |
Ikuho Yamada / Center for Spatial Information Science, The University of Tokyo | |
事務担当者 Secretary |
仁平 裕太 / 中央大学 理工学部 都市人間環境学専攻 |
Nihei Yuta / Faculty of Science and Engineering, Civil,Human and Environmental Engineering Course, Chuo University | |
受入CSIS教員 CSIS reception staff |
貞広 幸雄 / - |
Yukio SADAHIRO / - | |
研究内容 Abstract |
自転車の利用は、その健康面や環境面などのメリットから近年、国内外で注目されている。我が国は、2009年の調査において、自転車保有台数は8593万台と世界第3位であり、人口1人あたりの保有台数で表した普及率も1.5(台/人)と自転車大国と呼ばれる欧州と同等の水準にある。しかし、一方で自転車道や駐輪場の整備状況といった自転車を利用する環境については、欧州と同等の水準であるとはいいがたい。例えば、自転車道については、総道路延長距離に対する自転車道の整備割合で比較すると、オランダ8.6%、ドイツ4.7%に対し、日本は0.6%(2002年において)であり、大きく後れを取っている。自転車保有率の増加に伴い、自転車による事故も増加傾向を示していることも踏まえると、自転車が持つメリットを最大限に活かすためには、自転車が走りやすい都市環境を整備することは急務であると考えられる。そこで本研究では、自転車の利用促進に近年積極的に取り組んでいる東京都を対象地域として、自転車利用中の滞在地の推定や走行経路の決定に影響を与える要因の抽出を行うことにより、自転車利用の現状を把握することを目的とする。また、得られた知見を元に自転車が走りやすい都市環境を整備するための提案を行う。 |
研究期間 Research Period |
2018-07-25 - 2019-03-31 |
申請中の研究者は表示されません。
Pending researchers are not shown.
山田 育穂 | 東京大学 空間情報科学研究センター |
Ikuho Yamada | Center for Spatial Information Science, The University of Tokyo |
関口 達也 | 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻 |
Sekiguchi Tatsuya | Graduate School of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University |
申請中のデータセットは表示されません。
Pending datasets are not shown.
種別 type |
タイトル title |
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論文 | 自転車利用者のGPS軌跡データを用いた道路の利用頻度と幅員との関係性 |
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学位論文 | GPSデータを用いた自転車走行速度に影響を与える道路環境要因の分析 |
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学位論文 | GPS軌跡データに基づく自転車利用時の経路及び道路選択に影響を与える要因の分析 |
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年度 year |
共同研究報告書 Report |
CSYS DAYS |
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2018 |
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