プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 歴史的木造市街地の保全に向けた研究~活用実態と要因分析,保全価値の評価~
Research for the conservation of historic wooden urban areas -Actual utilization and factor analysis, evaluation of conservation value-
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 1000
- 研究代表者
PI - 関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
- 事務担当者
Secretary - 林 佳史 / 金沢大学自然科学研究科 博士前期課程 環境デザイン学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract 金沢市には多くの歴史的木造家屋が市街地の広範にわたって存在しているが、各種の都市計画制度により保護の図られているもの以外(保存地区外)の歴史的木造家屋は、空き家化や取り壊しの傾向が顕著であり、歴史的なまちなみの消失や市街地の空洞化が危惧されている。本研究では、保存地区外の歴史的木造家屋に着目し、その様な問題の防止や市街地の再活性化に向けて、利活用・滅失のそれぞれの変化が起こりやすい歴史的木造家屋の立地の特徴を把握して、対策立案に資する知見を得る事を目的とする。分析では、GISを用いて、保存地域外における空き町家の滅失と再生活用されるものの分布の特徴について検討する。さらに、NPO法人金澤町家研究会が行った、金沢市に残存する歴史的木造家屋の外観悉皆調査データに基づき、空き家のまま残る建物、空き家が滅失した建物、空き家が再生活用された建物を判別し、その結果に基づき、空き家状態から、滅失または再活用された建物の特徴を二項ロジスティック回帰分析等の統計解析により抽出する。Joras内のデータ(周辺の道路網や商業集積の状況など)を利用して追加的に説明変数を用意する。得られた結果から、保存地域外にある空き町家の今後の動向を推測のための知見や、それらの保全を図るための適切な対策の在り方について考察・提案を行う予定である。
- 研究期間
Research Period - 2020-11-01 - 2022-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
林 佳史 / 金沢大学自然科学研究科 博士前期課程 環境デザイン学専攻
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
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