プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 「観測ビッグデータ同化」による大地震時のリアルタイム避難者分布推定技術の開発に関する研究
Development of Real-time Estimation of the Distribution of Evacuees in the Event of a Large Earthquake using assimilation of Big Data
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1013
- 研究代表者
PI - 小川 芳樹 / 東京大学空間情報科学研究センター
- 事務担当者
Secretary - 小川 芳樹 / 東京大学空間情報科学研究センター
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 姜 仁河
Renhe JIANG
- 研究内容
Abstract 本研究では,災害直後の人の流動予測をAIとデータ同化を組み合わせて行う。まず,大地震時の物的被害や避難者一人ひとりの行動を記述する精緻な都市内広域避難シミュレーションに基づく,グラフベースのAI行動モデルの構築手法を開発する。次に,観測ビッグデータ(大規模携帯電話GPSデータや被害情報)を用いたデータ同化により,AI行動モデルに基づく予測結果を補正し,リアルタイムに避難者分布を推定する手法を開発する。AI行動モデルでは、GNNを用いて道路ネットワークをグラフとして取り扱うことで推定精度の高いモデルを目指す。さらに,実際の観測データに適用し本手法の有用性を示すとともに,観測時間間隔やシミュレーションの計算時間間隔が,リアルタイム性や推定精度に及ぼす影響も明らかにする。
- 研究期間
Research Period - 2020-11-26 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
小川 芳樹 / 東京大学空間情報科学研究センター
沖 拓弥 / 東京工業大学 環境・社会理工学院
大山 雄己 / 東京大学大学院工学系研究科
今泉 允聡 / 東京大学 総合文化研究科 先進科学研究機構
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
【承認までお時間を要する可能性】【空間配分版】2008年東京都市圏 人の流れデータセット
People Flow 2008 Tokyo Metropolitan Area (Spatially Reallocated)
【別途書類手続き。承認まで1-2ヶ月の可能性】 【空間配分版】 2012年熊本都市圏 人の流れデータセット
People Flow 2012 Kumamoto Metropolitan Area(spatially reallocated)
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/11
著者:樫山武浩, 沖拓弥, 小川芳樹, 今泉允聡, 大山雄己
書誌情報等:グラフニューラルネットワークとデータ同化を用いた避難者分布予測モデルの改良,第32回地理情報システム学会学術研究発表大会,
年月:2023/06
著者:樫山武浩, 沖 拓弥, 小川芳樹, 今泉允聡, 大山雄己
書誌情報等: グラフニューラルネットワークとデータ同化を統合したデータ駆動型避難者分布予測手法の検証, 2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)