プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 地球科学分野の高等教育における効果的なオンライン学修環境構築に関する研究
Study on construction of effective remote learning environment in the geoscience field at higher education
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1023
- 研究代表者
PI - 早川 裕弌 / 北海道大学地球環境科学研究院
- 事務担当者
Secretary - 小倉 拓郎 / 兵庫教育大学学校教育研究科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 飯塚 浩太郎
Kotaro IIZUKA
- 研究内容
Abstract 世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が蔓延している中、高等教育の急速なリモート対応が進んでいる。しかし、地球科学分野では,野外調査やPCでの複雑な解析,室内実験等が必要不可欠であるため,現在のリモート対応だけでは不十分な要素が浮き彫りになっている。そこで本研究では、高等教育の地球科学分野におけるリモート学修普及の功罪を適切に評価し,効果的な教育手法の提案することを目的とする。具体的には、以下の2つを実施する。1つ目は、大学の自然地理学関係の講義や演習をリモートで実施し、授業配信形式(双方向型、一方向型など)、講義形式(講義、実習など)や単元の違いによる学生の理解度、モチベーションの評価を実施する。その一環で、効果的なオンライン教材整備・実践にも取り組む。2つ目は、国際会議において地球科学分野における高等教育に関わるセッションを開催し、教育手法・コンテンツの国際比較を実施する。以上を踏まえて、地球科学分野の高等教育における効果的なオンライン学修環境対応のあり方を検討する。
- 研究期間
Research Period - 2020-12-01 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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早川 裕弌 / 北海道大学地球環境科学研究院
宋佳麗 / 東京大学 空間情報科学研究センター
小倉 拓郎 / 兵庫教育大学学校教育研究科
山内 啓之 / 東京大学CSIS
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2022/06
著者:山内啓之・鶴岡謙一・小倉拓郎・田村裕彦・早川裕弌・飯塚浩太郎・小口 高
書誌情報等:三次元地理空間情報とVR技術を用いた遺構の散策アプリの試作と評価―地理教育への応用に向けて―,E-Jouranal GEO, 17-1, 169-179
年月:2022/08
著者:小倉拓郎・中村洋介・山内啓之・宋 佳麗・田村裕彦・小口 高
書誌情報等:リモート環境を活用した高大連携授業の実践―地理総合を想定した地形・GIS学習の事例―,2022年度日本地理教育学会第72回大会
年月:2022/11
著者:鹿野友渚・小倉拓郎
書誌情報等:新学習指導要領の地学・地理における地形学習の内容・構造の分析―校種間の連続性や空間スケールに着目して―,日本地形学連合2022年秋季大会
年月:2022/11
著者:田村裕彦・早川裕弌・小口千明・小倉拓郎・小口 高
書誌情報等:田谷の洞窟と里山の高精細デジタルデータを活用した小規模小学校への地域空間教育に関する小大連携事例,CSIS DAYS 2022
年月:2022/12
著者:小口 高・小口千明・山内啓之・小倉拓郎・宋 佳麗
書誌情報等:Recent Educational and Outreach Activities of Japanese Earth Scientists for High School Students, AGU Fall Meeting 2022
年月:2022/12
著者:飯塚浩太郎・山内啓之・小倉拓郎
書誌情報等:地理教育のためのメタバースフィールドワーク,バーチャル学会
年月:2023/03
著者:山内啓之・飯塚浩太郎・小倉拓郎・小口 高・鶴岡謙一・早川裕弌
書誌情報等:VRとメタバース技術を活用した フィールドワーク教育の効果と課題, 2023年日本地理学会春季学術大会