プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 都市部同業者集積空間の文化的景観に関する研究-東京都中央区日本橋横山町・馬喰町の問屋街地区に着目して-
Study on the cultural landscape of the urban space with the agglomeration of same traders: Case study in wholesale district of Nihombashi Yokoyamacho and Bakurocho, Chuo City, Tokyo
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 1092
- 研究代表者
PI - 柏原 沙織 / 神奈川大学建築学部まち再生コース
- 事務担当者
Secretary - 柏原 沙織 / 神奈川大学建築学部まち再生コース
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract 本研究は、都市部の生業と結びついた同業者集積空間の中でも、特に問屋街に見られる文化的景観に関する評価手法の方向性を示すことを目的に、取引関係に基づく問屋街の産業空間構造と、問屋業に必要な機能面から見た都市・建築空間の空間利用の実態を明らかにし、景観特性を記述・抽出する。事例として日本橋横山町・馬喰町の線維問屋街を取り上げ、①地区・街路スケール、②建築スケールでの同業者集積の実態を踏まえ、空間及び産業(生業)の視点で調査を行う。
①地区・街路スケールでは、対象地区における問屋業の産業空間構造の動的な変遷を可視化する。テレポイントデータ等をもとに、事業所立地や業種史料から経年的な業種分布をGISを用いてプロットし、地区内の産業空間構造の動的な変遷を可視化する。更に道路幅や敷地形状・敷地面積等も分類の上、業種の空間分布と重ね合わせることで、都市基盤の諸条件が問屋街の産業空間構造に与える影響を分析する。
②建築スケールでは、問屋業特有の空間利用の実態と、問屋街の建築空間特性との関係を把握する。地図資料及び現地調査から店舗面積・建物高さ・建物内用途等の問屋街の建築空間特性を抽出する。次に登記簿を用いて土地建物の権利関係を把握するとともに、事業者へヒアリングを行い、流通・ストック・顧客対応等の問屋業特有の産業的利用や不動産所有に応じて生成した建築空間特性を抽出する。
- 研究期間
Research Period - 2021-04-14 - 2022-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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浜田 愛 / 高知県立大学
柏原 沙織 / 神奈川大学建築学部まち再生コース
研究成果 / Achievement
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