プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 住宅密集地の持続可能性に関する研究 -長崎の斜面住宅地を対象として-
Study on Sustainability of Densely Built-up Areas -Case Study of Hilly Residential Areas in Nagasaki
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1118
- 研究代表者
PI - 伊東 優 / 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
- 事務担当者
Secretary - 伊東 優 / 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 本間 健太郎
Kentaro HONMA
- 研究内容
Abstract 人口減少が進行するなか、日本各地の住宅地において空き家・空き地の増加や、その結果として住宅地全体の価値低下による不活性化などの問題が顕著になってきている。本研究で対象とする長崎市の斜面住宅地はまさにそのような住宅密集地の典型であり、特に坂道や階段からなる複雑な街路構造が問題視されている。そこで本研究では、GISデータを用いた街路ネットワーク解析によって、斜面住宅地のアクセシビリティを可視化するとともに、生活利便性や災害危険性といった指標による評価を行う。また自治体が推進する「斜面住宅地再生事業」や立地適正化計画等との整合性を図りつつ、インフラ整備や空き家・空き地の活用などによる住環境改善の具体的なケーススタディを考案する。前者におけるリサーチと後者のデザインを理論的に結び付け、まちづくりや都市計画への直接的な方法論を提示することが本研究の目的である。
- 研究期間
Research Period - 2021-09-12 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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伊東 優 / 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2022/07
著者:伊東優,今井公太郎,本間健太郎
書誌情報等:伊東優・今井公太郎・本間健太郎,「斜面住宅密集地における空き家・空き地の活用方法に関する研究 その1:長崎県佐世保市における制度活用に向けたケーススタディ」,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.895-896
年月:2024/03
著者:伊東優・今井公太郎・田中伸明
書誌情報等:長崎市の斜面住宅地における公共的ハブ空間の構築に関する研究,住総研研究論文集・実践研究報告集,No.50,pp.197-208