プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 立地適正化計画の居住誘導区域外における生活利便性とその変化に関する研究ー生活に使用する交通手段や住民の生活意識からー
The study about Convenience of living environment in the outside of the Residence inducing area -Focusing on the citizens' transportation way and their lifestyle considerations-
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1151
- 研究代表者
PI - 関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
- 事務担当者
Secretary - 伊吹 千雪 / 京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 近年、立地適正化計画により、都市機能や居住地を誘導する区域(誘導区域)を設定して、市街地をコンパクト化させる政策が進行している。この政策は中長期的に誘導区域への集約を促すものであるが、都市の集約化に伴い、誘導区域以外においては生活利便施設や公共交通機関等の撤退の可能性も予想される。施設や交通機関の撤退はそれらを利用していた住民に施設やそこまでの移動手段の変更を余儀なくさせ、生活利便性の低下をもたらしかねない。都市機能や居住地の誘導が完了するまでの移行期においても、誘導区域外の人々の生活利便性の担保が望まれる。
本研究では立地適正化計画の策定直前期から策定の初動期にかけての市街地の状況変化に着目し、誘導区域外に居住する人々の生活利便性の持続性確保を考えた都市縮退の策定の在り方について知見を得ることを目的とする。
居住誘導区域を設定しており、居住誘導区域外にも一定の広さの市街地が広がる自治体を選定し、GISやアンケート調査により住民の生活利便性の状況やその変化を調査する。特に公共交通機関や移動手段を加味したスーパー等生活利用施設の利用状況、立地状況を調査する調べることによって住民の生活利便性を計測する。さらに、誘導区域外の市街地における生活利便性の低下に対する人々の意識や、どのような対策が望まれるか、といった事を調査・把握して、誘導区域外まで含めた適切な都市の縮退の在り方を考える。
- 研究期間
Research Period - 2022-03-16 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
伊吹 千雪 / 京都府立大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/02
著者:伊吹千雪
書誌情報等:立地適正化計画の居住誘導区域外における住民の居住誘導方策に関する研究 ― 住民の生活行動や意識に基づく分析から ―, 学士(環境デザイン学), 京都府立大学
年月:2022/09
著者:伊吹千雪
書誌情報等:立地適正化計画の居住誘導区域外における住民の居住誘導方策に関する研究ー住民の生活行動や意識に基づく分析からー, 都市住宅学会関西支部 学生研究発表交流会 2022, p.32
年月:2023/07
著者:伊吹千雪・関口達也
書誌情報等:立地適正化計画の居住誘導区域外における住民の居住誘導方策に関する研究 - 住民の生活行動や意識に基づく分析から -, 都市計画学会関西支部研究発表会講演概要集, 21, p. 57-60