プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 居住誘導の計画立案に資する「住環境得点」の開発
Living Environment Score, an index for compact city policy making
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1156
- 研究代表者
PI - 相 尚寿 / 昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科
- 事務担当者
Secretary - 相 尚寿 / 昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 人口減少時代を迎え、都市計画の大きな課題が都市の集積性を維持したまま空間的に縮退させるコンパクトシティの計画立案である。計画の制度的な位置付けは整備されつつあるものの、実証的かつ定量的に計画立案の方法論を検討した研究報告は限定的である。本研究では、複数時点の国勢調査から導出した人口増減を、当該地域の住環境の総合的な魅力度であると仮定し、人口増減と種々の住環境指標との水準の関係を分析することで、「住環境得点」を計算する方法を提案する。住環境得点の高い地域が居住地としての総合的な魅力度が高いため居住誘導を行いやすいこと、住環境得点を効果的に高めるためにどの指標の水準をどの程度向上すれば良いかを議論できるようにすることで、住環境得点がコンパクトシティの計画立案において定量的な判断材料になることが期待される。また、住環境に対する評価は様々な要素を統合する必要があること、仮定の質問では実際の居住地選択行動を必ずしも再現しづらいことから、本研究では、国勢調査から導出した人口増減を住環境の魅力度の代理変数として取り扱う点が特徴であり、年齢層別の住環境得点算出などの応用が可能である。研究代表者はこれまで、より実際の人口増減傾向と相関する住環境得点の算出ルール構築を図ってきたが、本共同研究の実施により、さらに詳細な空間スケールおよび詳細な内容の人口データを用いて、研究の深度化を図りたい。
- 研究期間
Research Period - 2022-04-12 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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相 尚寿 / 昭和女子大学 人間社会学部 現代教養学科
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
平成12年国勢調査 地域メッシュ統計 その1 (CSV形式) データセット
Grid Square Statistics of 2000 Population Census Volume 1 (CSV format)
平成12年国勢調査地域メッシュ統計その1+その2 世界測地系 第1次地域区画別 (TXT形式) データセット
Grid Square Statistics of 2000 Population Census Volume 1 and 2: Japanese Geodetic Datum 2000 by primary area partition (TXT format)
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/10
著者:Hisatoshi AI
書誌情報等:Can "Living Environment Score" forecast future population trends?, 地理情報システム学会学術講演論文集 (GISA & IAG'i 2023), D1-02, Online.