プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 重要伝統的建造物群保存地区における水害対策動向に関する調査研究
Survey and Research on Trends in Flood Countermeasures in Important Traditional Buildings Preservation Districts
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 1183
- 研究代表者
PI - 畔柳 昭雄 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科 親水工学研究室
- 事務担当者
Secretary - 星 知里 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 矢澤 優理子
Yuriko YAZAWA
- 研究内容
Abstract 我が国では地球温暖化に伴う気候変動により各地で大雨による河川氾濫や土砂災害等の水害が多発し,河川流域に立地する建造物の被災が危惧されている。リスクが高まる中、災害リスクを「ハザード」、「曝露」、「脆弱性」の3要素で構成し、リスクを捉える研究が精力的に行われている。こういった状況下で近年、社会全体の生活水準が向上し、心の豊かさを求める傾向が強まる中で、地域の歴史や文化を活かしたまちづくりが重視されている。昭和50年の文化財保護法の改正によって歴史的な集落・町並みの保存・活用の支援が図られるようになって以来、令和3年8月現在、全国126地区が重要伝統的建造物群保存地区(以下、重伝建地区)選定を受けており、年々その選定数が増えている。これらの地区は一般的に数百に及ぶ建造物があるが、その多くは木造建造物等であり、大規模災害時の建物の倒壊や延焼火災等、人命に関わる被害が予想され、防災上の対策が必須である。しかし、これらの地区では、町並みの保全を優先するため、ハード整備による防災上の対策には制約がある。現代のまちづくりとしてこれらの地区における必要な安全性を確保することは実現性に乏しいのではないだろうか。そこで、本研究では現状の重伝建地区の建物情報とハザードエリアを重ねることで水害リスクを捉え、重伝建地区における水害対策の動向を明らかにすることを目的とする。
- 研究期間
Research Period - 2022-07-06 - 2023-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
畔柳 昭雄 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科 親水工学研究室
星 知里 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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