プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 地方都市と都市部の生活利便性の比較-移動時間と生活利便施設の立地に着目して-
An Analysis of Convenience in Private Activities of Local City and Urban City -Focusing on Travel Time and Distribution of Convenient Facilities-
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1205
- 研究代表者
PI - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 事務担当者
Secretary - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 本研究の目的は、都市構造や生活圏の異なる地方都市と都市部を対象に、一定の移動時間で到達できる空間的範囲において享受できるコンテンツから生活利便性を評価することで、都市部とは異なる地方都市の「暮らしやすさ」を再評価することである。本研究では、PT調査を用いて東京都と茨城県南部の私事交通行動の特徴を把握した上で、交通手段別の到達圏を設定し、一定の空間的範囲において享受できる私事に関するコンテンツを比較する。単純な施設数の比較ではなく、施設規模や移動•滞在にかかる費用など地域特性を考慮した比較を行う。対象とする施設は公共施設や文化施設、商業施設などである。私事交通の特徴として、総移動時間に占める私事の割合は茨城県の方が高く、東京都は私事以外の移動に多くの時間を使うことが分かった。また、茨城県では自動車依存率と私事平均移動時間は概ね比例関係にあるが、両都市の私事平均移動時間を比較すると茨城県の方が短いことから、都道府県規模では自動車依存率の高さが移動の長時間化や利便性の低下に直接関係しない可能性が伺えた。生活利便性評価は、東京都と茨城県、PT調査対象地域全域における交通手段別の私事平均移動時間を用いて分析する。
- 研究期間
Research Period - 2022-10-07 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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讃岐 亮 / 東京都立大学 都市環境学部 建築学科
吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
服部 晃依 / 東京都立大学都市環境科学研究科建築学域
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/05
著者:服部 晃依, 吉川 徹, 讃岐 亮
書誌情報等:地方都市と大都市の生活利便性の比較, 都市計画報告集, 22 巻, 1 号, p. 96-102
年月:2023/03
著者:服部 晃依
書誌情報等:地方都市と大都市の生活利便性の比較, 修士(工学), 東京都立大学