プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 買い物行動における回遊性の評価に関する分析
Analysis on the evaluation of migration in shopping behavior
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1221
- 研究代表者
PI - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 事務担当者
Secretary - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 近年の駅前商業集積地ではインターネット普及に伴うオンラインショップの飛躍的な発展やショッピングモールの発展により、年間販売額や売り場効率は減少傾向にある。また、新型コロナウイルスの流行からリモートワークをはじめとした生活環境のオンライン化が加速した。オンラインショップの特徴としては、足を運ぶ物理的な制約がなく、簡易操作により数多くのサイトを経由することで値段や商品を比較することができる。それに対し、商業集積地では店舗間を歩くという身体的、物理的条件が加わるため、オンラインショップと比較すると商品を網羅的に見ることが困難である。しかし、商品を実際に手に取り、試着や仕様のレクチャーを受けるといった、「体験」が可能である。すなわち、情報化社会の変化により、物を買う場所から物を体験する場所に変化していると思われる。
商業集積地を歩行者が回遊する際には、訪れる前に計画していた行動に加えて新たな活動を加える他、事前の計画を取りやめ、全く別の行動をすることが見られる。これらを踏まえ、商業集積地では全体としての質の向上のため、複数の店舗の回遊性を高める必要があり、そのためには特徴やオリジナリティがある個店が連携していることが重要であると考えられる。そこで本研究は、商業集積地における回遊性の状況を、店舗数、業種、特徴やオリジナリティ、さらには商業集積地の特性の視点から分析して、買い物行動に回遊性を産む要素を把握することを目的とする。
- 研究期間
Research Period - 2022-12-21 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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讃岐 亮 / 東京都立大学 都市環境学部 建築学科
吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
西島佑輝也 / 東京都立大学
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/05
著者:西島 佑輝也, 吉川 徹
書誌情報等:買い物行動における回遊性の評価に関する研究, 都市計画報告集, 22 巻, 1 号, p. 83-89
年月:2023/03
著者:西島 佑輝也
書誌情報等:買い物行動における回遊性の評価に関する研究, 修士(工学), 東京都立大学