プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 地方都市の商業集積に対する多様性評価モデルの適応可能性:地域商店街活性化法の効果検証
Adaptability of the diversity assessment model to commercial clusters in local cities: testing the effectiveness of the regional shopping district revitalization law.
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1239
- 研究代表者
PI - 新島裕基 / 専修大学
- 事務担当者
Secretary - 新島裕基 / 専修大学
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 人口減少・少子高齢化・都市縮小が進展する昨今、全国各地の地方都市において商店街の衰退傾向が続いている。これまで商店街に対してさまざまな政策支援が行われてきたが、その効果はなかなか上がらなかった。そこで新たな観点として、商店街を地域住民のニーズを反映した存在として位置づけるとともに、地域コミュニティの担い手とすることを主眼として、2009年に地域商店街活性化法が制定された。しかし、EBPMの観点からも政策効果の検証が学術的にも実務的にも求められるなかで、同法の効果検証に関する研究蓄積は十分とは言えない。
そこで本研究では、まちの中心地にある商店街を想定した商業集積の持続可能性を評価するために、イギリスで研究が蓄積されつつある多様性評価モデルに着目して、日本版多様性評価モデルへの適応可能性について検討する。具体的には、地域商店街活性化法の認定を受けた商店街の一部を調査対象として、2009年以降の商業集積および競争環境の変遷についてマイクロジオデータ等で定量的に把握する。さらに、2023年現在の構成店舗の業種・業態等について現地調査およびデスクリサーチ等によって把握することで、時系列データを用いたパネルデータ分析を行う。以上により、地域商店街活性化法が地域にいかなる成果をもたらしたのかを明らかにし、商業政策として有効な商店街支援策のあり方について展望する。
- 研究期間
Research Period - 2023-05-08 - 2025-03-31
変更申請
変更のために新しい申請を保存します。
This will save a new application on the system for a modification.
研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
新島裕基 / 専修大学
渡辺達朗 / 専修大学
渡邉 孝一郎 / 香川大学 経済学部
山﨑 万緋 / 専修大学
濵満久 / 名古屋学院大学
松田温郎 / 西南学院大学
角谷 嘉則 / 桃山学院大学
高室裕史 / 甲南大学
石淵 順也 / 関西学院大学
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
商業集積統計(2013年)(更新フォーマット(Ver.2015))
Commercial Accumulation Statistics (2013) (Renewal format (Ver.2015))
商業集積統計(2014年)(更新フォーマット(Ver.2015))
Commercial Accumulation Statistics (2014) (Renewal format (Ver.2015))
商業集積統計(2015年)(更新フォーマット(Ver.2015))
Commercial Accumulation Statistics (2015) (Renewal format (Ver.2015))
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
年次報告の内容はメンバーのみ表示されます。
成果報告一覧 / Publication list
年月:2024/03
著者:新島裕基, 松田温郎, 山﨑万緋
書誌情報等:(2024)「商業集積を対象にした日本版多様性評価モデルの検討」『西南学院大学商学論集』第70巻(第1・2・3・4合併号),1-18頁