プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 商店街から周辺の住宅地に滲出した商業機能の雑多性について
Miscellaneousness of commercial functions diffusing from shopping districts into their surrounding residential area
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1277
- 研究代表者
PI - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 事務担当者
Secretary - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 吉田 崇紘
Takahiro YOSHIDA
- 研究内容
Abstract 用途地域の意義から見て、商業系用途地域に商業機能が集中しているのは当然である。しかしその商業系用途地域の中心から離れて、その他の住居系などの用途地域との境界があるにもかかわらず、その境界を超えて住居系用途地域に入っても商業機能が多く存在している地区が見られる。そこで本研究では、商業系用途地域から住居系用途地域に商業機能が滲み出しているのではないかと考え、住居系用途地域内の商業機能の多さを雑多性ととらえ、その雑多性を分析する。既往研究として、関口らが住宅地滲出型商業集積の形成過程、出店業種・業種構成の変遷、路線価格帯別出店密度による商業集積形成要因の考察、住宅地と飲食店の混在に関する分析、住宅地滲出型商業集積と都市計画制度の分析を行った。これを踏まえつつ、本研究では、ある地域の住宅系用途地域の近くに位置する商店街から、住宅地に滲みだした商業機能の雑多性を測る。対象地域は、商業地域別小売業事業所数のデータを用い、小売業事業所数が多い商店街を抽出し、その中から近くに住宅系用途地域がある商店街をさらに抽出する。この結果、目黒区の学芸大学駅周辺・自由が丘駅周辺、葛飾区の金町駅北部・青砥駅周辺、品川区の戸越銀座商店街、練馬区の大泉学園駅北口周辺が候補に挙げられる。それらの商店街周辺の飲食店・小売業店舗をマッピングし、独自の指標を開発し、雑多性を測る。
- 研究期間
Research Period - 2023-09-04 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
嶋守柊汰 / 東京都立大学
研究成果 / Achievement
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2024/03
著者:嶋守 柊汰
書誌情報等:商店街から周辺の住宅地に滲出した商業機能の雑多性について, 学士(工学), 東京都立大学