プロジェクト情報（概要） / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 浸水頻度を踏まえた事前防災対策の有効性や社会的費用に関する研究
Research on the effectiveness and social cost of proactive disaster prevention measures based on inundation frequency
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1368
- 研究代表者
PI - 佐藤 辰郎 / 九州大学
- 事務担当者
Secretary - 佐藤 辰郎 / 九州大学
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 小川 芳樹
Yoshiki OGAWA
- 研究内容
Abstract 近年，激甚な水災害が全国で頻発しており，人命や社会経済に甚大な被害が生じている。今後も気候変動に伴って降雨量や洪水発生頻度の増加が予測されており，ハード対策のみならずソフト対策を組み合わせて社会全体で水災害に備える「水防災意識社会」の再構築が求められる。今後の人口減少等の社会状況を鑑みると，我が国においてもManaged Retreatといった事前防災対策の検討が重要である。本研究では，降雨の確率規模別に作成された浸水想定図（多段階の浸水想定図）を活用して算出した浸水想定被害額と事前移転の費用を比較することで，事前移転の費用対効果を検討する手法を開発する。また，全国の一級河川を対象に事前移転の費用便益比を個別住宅単位で詳細に推計することで，費用便益比の分布の空間的特徴の分析や効果的な政策の検討を行う。
- 研究期間
Research Period - 2024-08-05 - 2026-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
秋山 祐樹 / 東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科
塚原健一 / 九州大学 大学院工学研究院 附属アジア防災研究センター
佐藤 辰郎 / 九州大学
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月：2024/11
著者：津留広直, 永松義敬, 塚原健一, 秋山祐樹, 佐藤辰郎
書誌情報等：洪水浸水想定区域における想定被害額に着目した事前移転の優位性評価に関する研究, 第70回土木計画学研究発表会発表会講演集, 18-01
年月：2025/03
著者：津留広直, 永松義敬, 塚原健一, 秋山祐樹, 佐藤辰郎
書誌情報等：洪水浸水想定区域における想定被害額に着目した事前移転の優位性評価に関する研究, 令和6年度土木学会西部支部研究発表会発表会講演概要集, IV-71