カイロ市民の日常生活の時空間分析をとおしてみる人流データの社会調査としての活用可能性
完了
瀬崎 薫
本研究は調査の負担が大きく情報の限られる海外都市研究のひとつの方法として、JICAによって行われたパーソントリップ調査をもとにした「人の流れデータ」を素材としてその擬似人流化による限界も踏まえつつ、社会調査的側面に注目してこれを大規模調査と見做し、さまざまな属性の都市生活者のデイリーリズムを明らかにすること、都市空間の分化と空間分布の解読を通して、このアプローチの意義を示すことを目指すものである。パーソントリップ調査は交通量調査という本来の性格から利用交通機関およびODとしてサンプルの行動圏域と1日の中での行動時間が得られる。またフェイスシートにあたる個人属性には限界があるとはいえ膨大な量の情報が含まれるため擬似人流データとして筆頭に年齢性別ごとの生活リズムについての貴重な情報源であるが、海外調査である故に「お国柄lによる違い、たとえば公共交通の種類と利用のされ方、学校制度によるデイリーリズムの違いの理解、いわゆる旧市街と新市街それぞれの生活者の時空間的交錯など、現地社会への深い理解があってはじめて活かし切れると考えられる。本研究は現地研究者の協力を得つつ上記のアプローチをもって現地調査の補完となる情報を得ることを通して、その方法と意義を明らかにすることを目指す。
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後藤 寛 / 横浜市立大学
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【空間配分版】 2001年カイロ都市圏 人の流れデータセット
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