プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 今治市の近代化に伴う都市形態の変容:スペースシンタックスを用いた考察
Transformation of Imabari City during the modernization process: using Space Syntax Theory
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 252
- 研究代表者
PI - 伊藤香織 / 東京理科大学創域理工学部建築学科
- 事務担当者
Secretary - 未設定 / NONE
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 浅見 泰司
Yasushi ASAMI
- 研究内容
Abstract 土地の歴史的背景と都市の形状は密接に関わっている。都市は一元的な建設物の集積ではなく、それぞれの時代の背景にともなった層が織りなす構成物であり、都市の形状を分析することは都市の歴史的特性を把握することにつながると考えられる。本研究の対象地である今治市街地は、コンテナ輸送や旅客輸送のための港を持つ海岸部に位置しており、糸偏産業も有名でタオル工場などが数多く存在する。しかし地方にみられる都市の拡大に伴う典型的な衰退がみられ、現在は港を中心に再生しようと港再開発構想を推進している。また今治市市街地とその周辺の都市構造を都市計画的視点から見ると、城下町形成の名手である藤堂高虎による都市構造に始まり、閉城後都市は拡大、丹下氏が関わった戦災復興を経て、さらに拡大したものが現代の都市構造である。このような都市構造の変遷の背景には、糸偏産業の工業立地の移動とその交通網を大きな価値基準とした都市計画があり、その積層が現在に反映していると考えられる。本研究では、都市構造を定量的に把握することのできるスペースシンタックス理論をもちいて今治市の都市構造の変遷を分析した上で、都市計画的側面から産業的立地や交通網の変化との関連性をし、さらに現在の今治城下域にどのように影響したのかを考察する。
- 研究期間
Research Period - 2009-09-25 - 2010-03-31
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研究者 / Researchers
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伊藤香織 / 東京理科大学創域理工学部建築学科
佐藤美緒 / 東京理科大学理工学部建築学科 学生
研究成果 / Achievement
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