プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 古社とその立地地形の空間的相関についての研究 —建築計画学の視点から―
Study for spatial correlation between old shrines and those topography features — from the view point of architectural planning —
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 319
- 研究代表者
PI - 藤井 明 / 東京大学生産技術研究所
- 事務担当者
Secretary - 橋本 尚樹 / 東京大学 大学院 工学系研究科 建築学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 小口 高
Takashi OGUCHI
- 研究内容
Abstract 古代より日本人は自然を畏れ、そしてまた崇拝してきた。
災いをもたらす圧倒的な力に畏怖を抱き、一方で豊かな恵みもたらす自然に感謝を込め信仰した。例えば、島国日本は、大波や嵐を呼ぶ海を畏れ、また豊かな魚介と塩をもたらす海に感謝した。そこで、人々は海に浮かぶ小島に神を祀り、そして神を拝むための小屋を建てた。それが海神を祀る神社の始まりである。
信仰の対象は島、山、洞窟、湖、滝、岬、淵、巨木、巨石など特徴的な自然地形に向けられる事が多い。
ここで興味深いのは、そこに計画された神社(祈りの場)が、その地形を反映して実に多様な佇まいを呈している点である。長い年月を経た古社には、環境に淘汰され順化された歴史がある。地形と深く関係を結び、姿を変えながら今に残る古社郡は、もはや自然地形の一部と言えよう。これらは間違いなく貴重な建築標本である。
これら標本の調査分析は、現代の建築を考える際にその助けにすることを目的としている。例えば、地形という概念は自然発生的なものだけを差すのではなく、人工的に作られたそれも同様に見なすことができれば、現代の新地形をどう読、これら標本から学ぶべき事は大いにあるはずである。
- 研究期間
Research Period - 2011-01-19 - 2012-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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藤井 明 / 東京大学生産技術研究所
橋本 尚樹 / 東京大学 大学院 工学系研究科 建築学専攻
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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