プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 商店街における小売店舗の出退店メカニズムの分析
Analysis of the mechanism on opening and closing retailing shops on shopping streets
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 623
- 研究代表者
PI - 河端瑞貴 / 慶應義塾大学経済学部
- 事務担当者
Secretary - 河端瑞貴 / 慶應義塾大学経済学部
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 高橋 孝明
Takaaki TAKAHASHI
- 研究内容
Abstract 本研究は、商店街の小売店舗の出退店モデルを構築し、商店街の規模・店舗構成の変遷メカニズムを定量的に分析することを目的とする。商店街は交通の要衝地等に個々の店舗が集積し、自然発生的に出来た商業集積である。そのため、商業集積全体の管理者はいないが、消費者の需要に応えられない店舗が退店し、代わりに新しい店舗が出店することで消費者の需要に対応した店舗構成を実現し魅力を保ってきた。しかし、現在、経営者の高齢化と後継者不在による小売店の退店や、退店跡地に新たな店舗が出店して来ないことによる空き店舗率の増加等が問題となっている。2014年版中小企業経済白書によると、こうした商店街衰退は人口減少や少子高齢化についで、地方自治体・中小企業から地域の抱える課題として挙げられている。商店街衰退の対策を考える上では、商店街の出退店の機能が正常に作用していない問題を詳細に分析する必要がある。しかし、商業集積の変遷についての研究は、個別の商業集積に関する定性的な分析が多く、商業集積一般について定量的な研究は少ない。そこで本研究では、大型商業施設の出退店の分析に用いられているロジットモデルの手法を商店街の個々の店舗に用いることで、個々の店舗の出退店の要因を明らかにし、商店街の変遷メカニズムを分析する。
- 研究期間
Research Period - 2015-09-05 - 2017-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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秋山 祐樹 / 東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科
松方 渓太 / 慶應義塾大学経済学部
研究成果 / Achievement
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