プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)

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基本情報 / Basic Informations

研究題目
Research Title

防災・減災に向けた神社および地域伝承の空間特性分析

Analysis on the Spatial Characteristics of the Shrine and Folklore for Disaster Risk Reduction
状態
Status

完了

Completed projects
研究番号
Research Number
639
研究代表者
PI
高田 知紀  /  神戸市立工業高等専門学校
事務担当者
Secretary
高田 知紀  /  神戸市立工業高等専門学校
受入CSIS教員
CSIS reception staff

Toshikazu SETO

Toshikazu SETO
研究内容
Abstract

本研究の目的は,地域社会の歴史的背景に着目しながら,南海トラフ巨大地震の津波被害における防災・減災に向けた重要な知見を明らかにすることである.特に,神社の配置および神社空間における祭事や地域伝承に着目し,伝統的地域社会のなかで蓄積された大規模自然災害のリスク・マネジメントに関する知見を掘り起こし,それを現代の地域防災に活用するための道筋を示す.
 東日本大震災に代表されるような大規模自然災害は,日本の国土をたびたび襲ってきた. 長期的な周期でやってくる大規模自然災害の対策について重要な知的資源となるのが,神社空間と地域伝承である.日本の伝統的地域社会においては,神社空間がコミュニティの中心として,信仰のみならず,教育や社交など多様な役割を担っていた.重要な場であった神社を人びとは,自然災害に対しても安全なロケーションを選定して建立した.また,災害によって被害を受けた場合は,その後に,より安全性の高い場所に移設することもあった.したがって神社空間の多くは,幾度となく襲ってきた自然災害の被害を免れて,現在にその姿をとどめていると考えることができる.
 本研究では,南海地震の津波被害の減災に向けて,近畿太平洋沿岸部の神社の空間的配置と由緒,および地域伝承の関係性を整理し,その活用方策を提案する.

研究期間
Research Period
2015-10-28 - 2016-03-31

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研究者 / Researchers

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高田 知紀 / 神戸市立工業高等専門学校

利用データセット / Datasets used

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研究成果 / Achievement

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成果報告一覧 / Publication list

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成果報告

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