プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 高頻度・高精細地形情報を用いた河床における地形変化解析方法および地域住民への空間情報発信方法についての研究
Study on geomorphological change analysis on riverbed and the method of transmitting to local residents using high-frequency, high-definition topographic data
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 814
- 研究代表者
PI - 早川 裕弌 / 北海道大学地球環境科学研究院
- 事務担当者
Secretary - 小倉 拓郎 / 兵庫教育大学学校教育研究科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 飯塚 浩太郎
Kotaro IIZUKA
- 研究内容
Abstract 本研究では、滋賀県の愛知川流域において魚介類のにぎわい回復を目的として、実験施策を行った固定化砂州の地形変動などを事例として、高頻度・高精細地形情報による地形変動の定量的解析方法の開発を目的とする。さらに、得られた空間情報を地域住民にわかりやすい形で提供する技術についても研究を実施する。滋賀県琵琶湖環境科学研究センター第5期中期計画(平成29-31年) 政策課題2では、2014年より第4期中期計画(平成26-28年)から継続して魚介類のにぎわい再生のために、アユやビワマスの好適な産卵床を形成するための森-川-湖の水系のつながりにおける土砂移動に着眼する研究を展開してきた。2017年12月には今までの研究成果の施策への応用として、愛知川のアーマーコート化した固定化砂州を耕耘することにより、表層粒径を細かくして土砂移動を容易化させる取り組みを実施した。この河床面を、UAS(ドローン)とSfM多視点ステレオ写真測量を利用した高頻度観測データ取得をもとに、河川の流路変化、侵食・堆積域の定量的な変化抽出,生態系保全,3Dデータ保存・利用・公開を通したアウトリーチ活動の展開などを予定している。
- 研究期間
Research Period - 2018-04-12 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
早川 裕弌 / 北海道大学地球環境科学研究院
小倉 拓郎 / 兵庫教育大学学校教育研究科
淺野 悟史 / 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
水野 敏明 / 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター総合解析部門 生態系保全係
東 善広 / 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
片山 大輔 / 滋賀県立琵琶湖博物館
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2022/05
著者:Ogura, T., Mizuno, T., Yamanaka, D., Hayakawa, Y.S.
書誌情報等:Analysis of sediment deposition using RTK-UAV: A case study of Echi River, central Japan, JpGU
年月:2022/09
著者:東 善広,水野敏明,小倉拓郎
書誌情報等:愛知川におけるアユとビワマスの産卵床分布の比較,ELR2022つくば
年月:2022/11
著者:小倉拓郎,水野敏明,片山大輔,山中大輔,佐藤祐一
書誌情報等:RTK-UAVと河床変動シミュレーションを用いた魚道設置事業の支援-東近江市版SIBによるビワマス魚道を対象として―,日本地形学連合2022年秋季大会
年月:2023/09
著者:小倉拓郎,水野敏明,片山大輔,山中大輔.佐藤祐一
書誌情報等:希少種の生息域に配慮した掘削事業におけるRTK-UAVを用いた掘削土砂量の推定,応用生態工学,26(2),1-10