プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 都市流動を用いたPOIの表現学習による避難所の類型化と予測
Predicting evacuation hotspots using POI representations generated from urban mobility patterns
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 878
- 研究代表者
PI - Satish V. Ukkusuri / パデュー大学土木工学科
- 事務担当者
Secretary - 矢部 貴大 / MITメディアラボ
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 関本 義秀
Yoshihide SEKIMOTO
- 研究内容
Abstract 災害時の避難所の事前予測は多くの都市にとって喫緊の課題である。災害直後に集められた位置情報を用いて避難所を推定する研究は多く存在するが、これらの箇所を事前に予測する手法は少ない。また、逆強化学習を用いて災害時の行動を再現する研究もあるが、POIレベルでの予測は難しい。一方で近年、文書から単語の意味をベクトル表現に置換する表現学習が研究されており、文書以外のデータでもその有効性が立証されている。これらの研究から着想を得て、本研究では災害前の人々の行動を用いてPOIごとにベクトル表現を生成し、それらを用いて事前に避難所を予測する手法を提案する。より詳細には「POI=単語」「人々の行動=文書」というアナロジーを用いる。得られたPOIの表現ベクトルには建物分類等だけではなく、人々がどのように普段そのPOIを訪れるかという情報も埋め込まれる。予測は、災害が起こると想定される地域内のPOIの中で、過去の災害で避難所となったPOIに近い表現を持つものを抽出することで行う。実験では、ヤフー社の持つGPSデータを用いて熊本県(2016年熊本震災)、大阪府(2018年大阪地震)、広島県と岡山県(2018年西日本豪雨)におけるPOIの表現を学習し、熊本地震の避難所データを用いて大阪での避難所を予測する、というような災害横断的な実験を行う。
- 研究期間
Research Period - 2019-02-15 - 2019-03-31
変更申請
変更のために新しい申請を保存します。
This will save a new application on the system for a modification.
研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
矢部 貴大 / MITメディアラボ
坪内 孝太 / Yahoo Japan 研究所
Satish V. Ukkusuri / パデュー大学土木工学科
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
年次報告の内容はメンバーのみ表示されます。