プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 中東・イスラームの歴史と歴史空間の可視化分析--デジタル化時代の学知の共有をめざして
Visualization of History and Historical Space of the Middle East: for Sharing the Knowledge in the Digital Age
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 951
- 研究代表者
PI - 後藤 寛 / 横浜市立大学
- 事務担当者
Secretary - 後藤 寛 / 横浜市立大学
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff Toshikazu SETO
Toshikazu SETO
- 研究内容
Abstract 本研究課題は、中東・イスラーム史にかかわる歴史資料から得られるさまざまな情報を可視化して分析する方法を探究する。あつかう情報は、地理情報、テキスト情報、空間情報の三つであり、それぞれGIS、TEI等のマークアップ言語、VR(VirtualReality)等の方法を用いておこなう。これらを用いて情報を可視化するだけでなく、可視化された情報を学術的分析に用いるさいの問題点を発見し、解決方法を提示することを重視する。これにより、可視化分析という新しい手法を歴史分析の1つの方法として中東・イスラーム史研究に取り入れることを目指す。本研究をおこなう背景には三つの問題意識がある。一つは、氾濫するデジタルデータへの信頼性の問題である。現在、史料のデジタル化のみならず、その校訂のデジタルテキスト化が進み、さらにはそれらをもとにしたデータベースが作られている。今後、それらの信頼性を検証し、ガイドラインの作成と共有が必要になってくる。二つ目は、専門の異なる研究者との共同研究を促進するための「共通言語」の獲得である。中東・イスラーム史関係の史料はアラビア語などで書かれるが、これが共同研究の弊害になっている。データを図などで表すことができれば、それが共同研究者のあいだの「共通言語」としての役割を果たすことができる。三つ目は中東・イスラーム史を「魅せる」方法を発見することである。
- 研究期間
Research Period - 2020-01-06 - 2021-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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後藤 寛 / 横浜市立大学
佐藤 将 / 金沢星稜大学 経済学部
加藤 博 / 一橋大学 経済学部
熊倉 和歌子 / 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所
研究成果 / Achievement
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