プロジェクト情報（概要） / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title ミクロな空間情報を活用した自然災害における損害費用に基づく被害推定
Damage estimation based on damage cost in natural disasters using micro spatial information
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1049
- 研究代表者
PI - 秋山 祐樹 / 東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科
- 事務担当者
Secretary - 秋山 祐樹 / 東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 小川 芳樹
Yoshiki OGAWA
- 研究内容
Abstract 我が国では甚大な被害を伴う自然災害が頻繁に発生している．そのため，より詳細かつ汎用性の高い防災計画の立案がますます必要とされている．しかし，災害時の被害想定に関する既往研究の多くは，評価結果の空間解像度が粗く，また一部の限られた地域を対象としたケーススタディである場合が多い．さらに，物的または人的被害を推定した研究は数多くなされているが，災害による建物等の損害費用に基づいた被害を推定し，その評価結果の空間的分布を明らかにした取り組みは殆どなされていない．そこで本研究では，住宅地図などの高精細な空間情報や既存統計を用いて，広域における自然災害の損害費用に基づいた建物・人単位の被害推定の方法を検討する．本研究が実現することにより，防災計画の立案支援および適切な災害保険料の検討につながる成果を得ることが期待される．
- 研究期間
Research Period - 2020-12-18 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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秋山 祐樹 / 東京都市大学建築都市デザイン学部都市工学科
古谷 貴史 / 東京都市大学大学院総合理工学研究科
武田直弥 / 東京都市大学総合理工学研究科 建築・都市専攻
山中 惇矢 / 名古屋大学大学院工学研究科土木工学専攻
齋藤開 / 東京都市大学
吉見 宇弘 / 東京都市大学
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月：2022/07
著者：Takeda, N., Furuya, T., Akiyama, Y.
書誌情報等：Development of Estimation Method for Building Structure Using Open Data and Statistics, IGARSS 2022 Proceedings, pp. 2438-2441.
年月：2023/11
著者：武田直弥,秋山祐樹,古谷貴史
書誌情報等：建物単位の推計人口を用いた大規模災害時における経済的被害評価手法の開発, CSIS DAYS 2023 研究アブストラクト集, A05
年月：2023/11
著者：齋藤開,武田直弥,秋山祐樹
書誌情報等：水害危険地域における住宅への被害評価と防災移転の最適化手法の開発，第68回土木計画学研究発表会・講演集，#7074
年月：2023/10
著者：武田直弥,秋山祐樹,古谷貴史
書誌情報等：世帯推計データを用いた大規模災害時における経済的被害評価手法の開発，第32回地理情報システム学会講演論文集, E6-05