プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 浸水想定地区における開発動向とその対応策に関する研究
Study on change in residential development in flood-assumed area and its countermeasures
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1139
- 研究代表者
PI - 松行 美帆子 / 横浜国立大学
- 事務担当者
Secretary - 松行 美帆子 / 横浜国立大学
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 浅見 泰司
Yasushi ASAMI
- 研究内容
Abstract 近年、気候変動に伴い台風や大雨などによる水害の被害が激甚化している。その反面、過去20年間で、洪水ハザードマップでの浸水想定区域内の世帯が約309万世帯も増えたとする研究(秦2019)もあり、浸水想定区域での開発も進んでいると見られる。しかしながら、上記の研究は小地域単位の人口をもとでの推定であり、正確な推定ではなく、かつハザードマップ策定の前からの居住か、策定後からの居住かの区別がなく、ハザードマップの居住抑制効果に対する判断はできない。本研究では、横浜市を対象として、小地域単位の人口ではなく、建物データを用いることにより、より詳細にかつ、ハザードマップ策定前、策定後、水防法改正後の改定後の3期間に分けて、浸水想定区域内における建物数の変化をとらえ、ハザードマップ策定による開発抑制効果について検討を行うものである。また、開発が進んだ浸水想定区域における対応策についての検討も行う。
- 研究期間
Research Period - 2021-12-06 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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松行 美帆子 / 横浜国立大学
中根大斗 / 横浜国立大学
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
年次報告の内容はメンバーのみ表示されます。
成果報告一覧 / Publication list
年月:2022/11
著者:坂橋康太, 松行美帆子, 田中伸治, 有吉亮
書誌情報等:洪水及び土砂災害の被災想定区域における建物の立地動向に関する研究- 神奈川県横浜市 を事例として -
年月:2023/11
著者:坂橋康太、松行美帆子
書誌情報等:建物データを用いた洪水浸水想定区域における建物の建築動向に関する研究、第68回土木計画学研究発表会・秋大会
年月:2023/08
著者:中根大斗、松行美帆子
書誌情報等:人口減少社会における低未利用地のグリーンイフラへの転換による雨水流出抑制効果とその費用便益分析、実践政策学、第9巻、第1号、pp.113-121
年月:2024/02
著者:坂橋康太
書誌情報等:建物データを用いた洪水浸水想定区域における建物の建築動向に関する研究、修士(工学)、横浜国立大学