プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 東京・名古屋・大阪に位置する木造住宅密集地域における大規模地震水災害に関する研究
Research on large-scale earthquake and water disasters in densely populated areas of wooden houses located in Tokyo, Nagoya, and Osaka
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 1163
- 研究代表者
PI - 畔柳 昭雄 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科 親水工学研究室
- 事務担当者
Secretary - 今村 勇紀 / 日本大学大学院 理工学研究科 海洋建築工学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 矢澤 優理子
Yuriko YAZAWA
- 研究内容
Abstract 近年、地球温暖化に伴う気候変動により自然災害が激甚化・頻発化しており、甚大な被害が発生している。災害リスクが益々高まる中、2004年新潟中越地震や2011年東日本大震災、2016年熊本地震では、災害の複合化による被害拡大が見られており、複合災害に伴う被害の激甚化、広域化、長期化が懸念されている。このような現状を踏まえ、葛飾区の地域防災計画では、かつては地震対策と水害対策を分断して実施していたが、想定を超えた災害への対応として複合災害の想定を行っている。しかし、区職員間で被害状況のイメージがついていないのが現状である。そのため、現状の想定されている被害から、被害状況のイメージができるよう包括的なリスクを捉えることが重要であると考える。
本研究では、人口の集中、潤沢な経済を抱えており、被災した場合に社会経済の壊滅的被害が想定されている東京・名古屋・大阪を対象として、想定浸水深および想定震度といった地震水災害(洪水、高潮、地震、津波)の規模を表すハザード(危険性)、避難を要するか、避難行動の困難性等の立地・建築・人的や経済的な脆さを表す脆弱性、脆弱性に考慮した災害に曝される人口を表す曝露の3指標を定義し、包括的な複合災害におけるリスクを捉えることを目的とする。
- 研究期間
Research Period - 2022-04-29 - 2023-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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畔柳 昭雄 / 日本大学 理工学部 海洋建築工学科 親水工学研究室
今村 勇紀 / 日本大学大学院 理工学研究科 海洋建築工学専攻
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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