プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title オープン形式の合成開口レーダ画像を用いた国土空間の状況把握に関する基礎的研究
A Basic Study on Understanding the Situation of National Land Space Using Open Format Synthetic Aperture Radar Images
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1266
- 研究代表者
PI - 今井 龍一 / 法政大学 デザイン工学部 都市環境デザイン工学科
- 事務担当者
Secretary - 浅野 達海 / 法政大学 社会空間情報研究室
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 関本 義秀
Yoshihide SEKIMOTO
- 研究内容
Abstract 我が国では,豪雨による浸水,地震・津波等の大規模な自然災害により,突発的かつ
広域な河川の氾濫や土砂災害が発生している.広域の災害復旧では,迅速な災害状況の
把握と適切な初動対応が求められる.こうした背景を受け,効率的に国土を観測するリ
モートセンシング技術である合成開口レーダ(以下,「SAR」とする.)が注目されて
いる.SAR の観測成果である画像(以下,「SAR 画像」とする.)は,災害時の状況把
握や特定期間の地形変動の分析等に適している.しかし,SAR 画像は一般に有償であり
分析および解析に要する専門性が高いことから,土木分野または他分野への活用や用途
展開になお課題がある.そこで,欧州宇宙機関(以下,「ESA」とする.)の SAR 衛星
Sentinel-1 に注目した.この衛星の SAR 画像は,オープン形式で定期的に配信されてい
るため,利用に際して費用がかからない.また,ESA は,解析用ソフトウェアも無償で
提供している.このようなともにオープン形式の SAR 画像と解析用ソフトウェアを国
土の定常的な監視に適用できると,災害状況把握やインフラ管理の高度化が期待できる.
以上より,本研究の目的は,ともにオープン形式の SAR 画像と解析用ソフトウェアを
用いた国土の定常的な監視の適用可能性の検証とした.
- 研究期間
Research Period - 2023-08-16 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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今井 龍一 / 法政大学 デザイン工学部 都市環境デザイン工学科
浅野 達海 / 法政大学 社会空間情報研究室
研究成果 / Achievement
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