プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 人流データに基づく都市拠点における徒歩圏の広がりの計測と経済的・社会的価値への影響評価
Quantifying the extention of station catchment areas with large-scale people flow data and evaluating the impact on economic and social values
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1341
- 研究代表者
PI - 長谷川 大輔 / 東京大学 不動産イノベーション研究センター
- 事務担当者
Secretary - 長谷川 大輔 / 東京大学 不動産イノベーション研究センター
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 吉田 崇紘
Takahiro YOSHIDA
- 研究内容
Abstract 近年,人中心のまちの形成を目指す動きとしてウォーカブル施策が世界中で進められており,歩行の効果について議論することが増加し,加えてGPSやキャリアデータから取得される時空間的に高解像度なデータが利用可能となってきた.本研究では、広範囲かつ詳細な位置情報を提供する人流データを活用し、都市の拠点を基点とした徒歩移動の軌跡や徒歩圏の広がり,歩行距離を計測し,都市に関する各種施策の他の都市環境要素との基礎情報となる歩行特性を把握する手法を提案する.手法によって計測された歩行特性情報は様々な面で活用することが期待される.例えば,人流の多寡に左右される不動産価格や交流の多様性から生まれるイノベーション創発への影響,犯罪発生率や市民の健康寿命など,経済・社会的な指標との関係や,数理モデルで表現される交通流との関係を議論するための基礎指標とすることが考えられる.以上の点から都市における様々な観点の課題について,歩行行動の実測からその解決手法を導き出す.
- 研究期間
Research Period - 2024-05-29 - 2026-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
Eom Sunyong / Hanyang University
長谷川 大輔 / 東京大学 不動産イノベーション研究センター
田中 健一 / 慶應義塾大学
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2024/10
著者:長谷川大輔, 嚴先鏞
書誌情報等:大規模人流データを活用した駅徒歩圏の広がりと分布の計測, 都市計画論文集, 59(3), 1217-1223.
年月:2025/03
著者:長谷川大輔
書誌情報等:都市の人流データ計測と 都市計画のためのモデル化について , 計測自動制御学会 第12回 制御部門マルチシンポジウム ワークショップ
年月:2024/11
著者:長谷川大輔
書誌情報等:書誌情報等:人流データの解像度と活用の将来 -モビリティと活動量を高精度に捉えるために- , CSIS DAYS 2024「全国共同利用研究発表大会」
年月:2025/03
著者:長谷川大輔
書誌情報等:⼈の流れと交流の計測から捉える ⻑岡市中⼼市街地におけるイノベーション創発の可能性, 新潟県長岡市・⽇本初「イノベーション地区」のさらなる展開に向けたシンポジウム 2025年3月28日