マニラ大都市圏における交通渋滞実態の解明 -ロードプライシングと公共交通整備に注目して-
完了
吉田 崇紘
本研究ではマニラ大都市圏が現在直面している深刻な交通渋滞問題を詳細に分析し、ロードプライシングと公共交通機関の導入効果をシミュレーションにより検証し実現可能性を検討する。フィリピンの主要都市とくに首都マニラ大都市圏では経済成長に伴う交通需要の急増と既存インフラの供給能力不足により、恒常的な交通渋滞が発生している。この問題は経済活動の効率性の低下と住民生活の質の低下に直結し、解決策が喫緊の課題である。本研究ではこの複雑な交通問題を解決するため交通工学的手法と地理情報システムを用いた空間解析を組み合わせたアプローチを試みる。4段階推定法を用いてボトルネックの位置と時間帯を特定し、既存道路インフラの交通容量を評価したうえで交通需要と供給能力のバランスを定量的に評価し、渋滞の根本原因の詳細な分析に基づき、道路空間の有効利用を促進する方策としてロードプライシング導入に焦点を当てたシミュレーションを実施し、具体的な課金方法、料金設定、導入エリア、交通流や経済活動への影響などについて多面的な分析から最適な導入戦略を提案し、さらに長期的な視点で交通渋滞を緩和するため、土地利用計画と交通インフラ整備を連携させた持続可能な都市計画の可能性を評価する。これらのアプローチによりマニラ大都市圏における持続可能な交通システムの構築と社会経済発展への貢献を目指す。
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後藤 寛 / 横浜市立大学
奥山裕太 / 横浜市立大学
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【空間配分版】1996年マニラ 人の流れデータセット
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年月:2025/01
著者:奥山裕太
書誌情報等:マニラ首都圏における社会的公平性を考慮した ロードプライシング施策の評価 ―人流データを用いた行動変容シミュレーションと 費用便益分析―、学士(学術),横浜市立大学