子どもの到達可能性から見た習い事の多様性の実態解明:つくば市を対象にして
完了
新保 奈穂美
習い事は子どもの非認知能力育成に不可欠な体験機会だが、体験出来る子としたくても出来ない子が存在する「体験格差」が問題となっている。これまでの研究は経済的要因に主眼が置かれているが、送迎の負担や活動場所の不足といった空間的な問題も大きな原因である。しかし、子どもの徒歩・自転車での到達可能範囲における習い事の機会の地域差、およびその要因を都市計画的な観点から解明する研究は不足している。本研究は、子どもの到達可能性を考慮した地域ごとの習い事の多様性の実態を明らかにし、この多様性が用途規制や交通利便性といった都市計画的・社会経済的要素とどのように関連しているかを定量的に解明することを目的とする。対象地域は茨城県つくば市とし、小学生を対象に分析を行う。まず、既存の情報及び新たに調査した情報をもとに習い事の立地実態を把握し、3ジャンル(スポーツ、芸術、教育学習)に区分したうえで、到達可能な習い事の構成比を変数として非階層的クラスター分析を行い、地域ごとの多様性のパターンを類型化する。つぎに、この類型パターンを目的変数とし、用途地域構成や子どもの人口密度といった要因との関係性を統計的に明らかにする。
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雨宮 護 / 筑波大学システム情報系
市川 藍里 / 筑波大学
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