高速鉄道が人の流れや居住地選択に与えた影響:疑似実験的な状況を利用して
完了
Toshikazu SETO
本研究プロジェクトの目的は、高速鉄道の整備が人の流れや人々の居住地選択に与えた影響を測ることである。高速鉄道は鉄道会社に利益をもたらすだけでなく、社会に広く正の外部効果をもたらす可能性がある。ところが現実には、リニア中央新幹線の整備(東京~名古屋間)にあたっては5兆円以上の設備投資費用が掛かるにもかかわらず、全額を東海旅客鉄道が負担することになっている。このことはすなわち、投資に見合うだけの外部効果はないと国および地方自治体が判断したと解釈することが出来る。この判断は妥当なのだろうか。そこで、我が国における高速鉄道はどの程度の外部効果をもたらしてきたのかを測る。本研究課題は大規模インフラのインパクト評価に関する研究の文脈に位置づけることが出来るが、大規模インフラの影響を厳密に評価することが容易ではないことは良く知られている。大きな理由の一つはインフラを整備する位置の内生性の問題である。例えば、通常は、効果が大きくなるところに優先的にインフラを整備するため、観察される効果は平均的処置効果にくらべて過大に評価されるという問題である。過大評価された値では他の場所にインフラを整備する際に効果の証拠として用いることができない。本研究は内生性の問題を解決するために、疑似実験的な状況を利用することで厳密な評価を行う。
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雨宮 護 / 筑波大学システム情報系
金杉 洋 / 東京大学 空間情報科学研究センター
牛島 光一 / 筑波大学 システム情報系 社会工学域
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1998年東京都市圏 人の流れデータセット
2008年東京都市圏 人の流れデータセット
【空間配分版】1998年東京都市圏 人の流れデータセット
【空間配分版】2008年東京都市圏 人の流れデータセット
1988年東京都市圏 人の流れデータセット
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