プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 住宅地における土地利用規制の適正な水準に関する実証分析
Empirical Analysis on Appropriate Levels of of the Land-Use Regulations for Residential Areas
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 651
- 研究代表者
PI - 原田 勝孝 / 福岡大学経済学部
- 事務担当者
Secretary - 原田 勝孝 / 福岡大学経済学部
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 高橋 孝明
Takaaki TAKAHASHI
- 研究内容
Abstract 住宅地には住宅に純化した戸建て中心の住宅地やマンションなど中高層住宅中心の住宅地、商業系や工業系の用途と混在する住宅地などがあり、人は自分の好みに合った住宅地を選ぶ。そのため、それぞれの地域の特性や住民の選好に合わせたゾーニングを行い、適した規制を設けることで社会的余剰は最大化される。しかし、高い質の住環境は市場に任せると周囲の良い住環境の便益にフリーライドし土地の細分化や高度利用を図る者によって悪化するため、良好な住環境の維持のためには最低敷地面積などの土地利用規制を設けられている。一方でこうした規制には土地の有効利用を阻害し、土地の価値を減少させるという批判的な意見も聞かれる。そのため本研究では両論を実証的に比較検討し、規制の望ましい水準について考察する。
研究方法としては近畿圏における住宅地を敷地規模や戸建て・共同住宅の違いに分類し、それぞれの住宅地における土地利用規制の地価に及ぼす影響、周辺への外部性を把握するためヘドニックモデルを用いた計量分析を行う。その分析により効率的に作用する規制の種類や水準、条件等を明らかにし、経済学的に効率的な質の高い住環境の維持するための政策を提言することとしている。
- 研究期間
Research Period - 2015-12-10 - 2016-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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柴田 陽子 / 国立大学法人 政策研究大学院大学 まちづくりプログラム
原田 勝孝 / 福岡大学経済学部
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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