プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 成熟住宅地における飲食店の発生動態
Dynamics of restaurants in mature residensial areas
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 689
- 研究代表者
PI - 飯田 晶子 / 東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻
- 事務担当者
Secretary - 小林 嵩 / 東京大学院工学系研究科都市工学専攻
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract 用途地域制によって用途純化された住宅地は,経年による住宅の劣化や住民の高齢化により,閑静な住宅地としての魅力を失い,寂れた住宅地へと遷移していく.一方で,当初は住宅として供されたものの,成熟の過程でスポット的に商店へと転換する例が近年観測される.このようなスポット的な住商混在は,単線的な劣化とは異なる,住宅地の魅力的な成熟を考える上で示唆に富むものである.中でも飲食店は,食事という万人の生活に関わる行動のための場であることから,住民にとってその効用が実感しやすく,住宅地に新たな魅力を付与する役割が期待できる.しかし,飲食店を含む商店の立地に関する研究は,商業集積周辺について行われており,住宅地内のスポット的な発生に関する研究に乏しい.そこで本研究では,住宅地における飲食店の発生動態を明らかにすることで,住宅地の魅力的な成熟のための知見を得ることを目的とする.第1に,座標付き電話帳DBテレポイントと用途地域データを用いて,住居系用途地域内に存在する飲食店の分布を把握する.第2に,商業集積統計の商業集積と前項で抽出した住宅地内の飲食店との立地的関係を分析し,既存の商業集積とは異なる「スポット的な飲食店」を特定する.第3に,前項で抽出した「スポット的な飲食店」の立地する住宅地を選定し,ZmapTOWNII及びゼンリン地図を用いた時空間分析を行い,飲食店の発生動態を明らかにする.
- 研究期間
Research Period - 2016-06-23 - 2018-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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飯田 晶子 / 東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻
小林 嵩 / 東京大学院工学系研究科都市工学専攻
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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