プロジェクト情報（概要） / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 巨大ショッピングモールの均質性・多様性が街の多様度と集客ポテンシャルに与える影響
The influence of homogeneity and diversity of huge shopping malls on city diversity and attracting potential
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 850
- 研究代表者
PI - 吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
- 事務担当者
Secretary - 隣 誠也 / 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 建築学域 吉川徹研究室
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract 本研究は，店舗面積が４万㎡を超えるような巨大ショッピングモール（巨大SM）に着目し，①巨大SMに出店しているテナントの種類の傾向が均質的あるいは多様性のあるものなのか探ること②巨大SMの出現によって，その周辺地域における商業施設が均質化あるいは多様化するのかを探り，それが地域の集客ポテンシャルにどのような影響力をもつのかを分析すること，のふたつを目的とする．主な対象地域としては，2000年以降に開業した全国の巨大SMと最寄り駅前の市街地である．分析に用いるデータとしては，各SMが公表しているテナント一覧，座標付き電話帳DBテレポイント，乗降客数，路線価等を想定している．「ファスト風土化」などと揶揄されるように，巨大SMは地域から独自性を奪い均一化していく大きな要因のひとつとして指摘されることは多いが，他方で休日の巨大SMは子供連れの家族から高齢者まで様々な階層の人々で賑わっているのも事実である．こうした現実は，「巨大SM＝均一化の原因」だけではとらえることができず，むしろ，本当に巨大SMは均質的な空間なのか，巨大SMによって街は均質化するのか，街の均質化と集客ポテンシャルにどういう影響力があるのか，といったことについて定量的に分析することは，将来的な都市の衰退を防ぐための重要な手掛かりになると考えられる．
- 研究期間
Research Period - 2018-11-07 - 2020-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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讃岐 亮 / 東京都立大学 都市環境学部 建築学科
吉川 徹 / 東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 建築学域
隣 誠也 / 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 建築学域 吉川徹研究室
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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