プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 大気環境の改善が乳幼児の健康に与えた影響
The impact of improving the air quality on infants' health
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 881
- 研究代表者
PI - 牛島 光一 / 筑波大学 システム情報系 社会工学域
- 事務担当者
Secretary - 牛島 光一 / 筑波大学 システム情報系 社会工学域
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 高橋 孝明
Takaaki TAKAHASHI
- 研究内容
Abstract 本研究の目的は、日本における大気環境の変化が乳幼児の健康に与えた影響を調べることである。着目する大気環境の変化は2つのパーンがある。第一に、自動車排出ガス規制のような大気環境政策による大気汚染物質の減少が乳幼児の健康をどの程度改善したのか、第二に、電力自由化などに伴う大気環境の悪化が乳幼児野健康をどの程度悪化させたかである。乳幼児の健康の指標としては、人口動態統計調査で報告されている基礎自治体別の乳幼児死亡率、低体重出生率、自然死産率を用いる。
この研究の課題の一つは、大気環境の変化と乳幼児の健康の情報をリンクさせることである。国勢調査のメッシュごとに大気汚染の代理指標をあたえ、基礎自治体内における各メッシュの人口を重みとして、基礎自治体単位の住民が暴露した大気汚染の指標を作成し、影響を測る。大気汚染の代理指標は、予め推定した大気環境を改善・悪化させる各政策における大気汚染排出源と大気観測情報の時空間的な因果関係をもとに、推計する。
- 研究期間
Research Period - 2019-03-21 - 2024-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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牛島 光一 / 筑波大学 システム情報系 社会工学域
太田充 / 筑波大学
研究成果 / Achievement
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2024/05
著者:Cheolmin Kang, Mitsuru Ota, Koichi Ushijima
書誌情報等:Benefits of diesel emission regulations: Evidence from the World's largest low emission zone, Journal of Environmental Economics and Management, 125,102944