プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 災害復興史研究
Disaster Recovery History
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 923
- 研究代表者
PI - 岡村 健太郎 / 近畿大学建築学部建築学科
- 事務担当者
Secretary - 岡村 健太郎 / 近畿大学建築学部建築学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 矢澤 優理子
Yuriko YAZAWA
- 研究内容
Abstract 防災分野では、「災害(dizaster)=危機(hazard)×脆弱性(vulnerability)」と定義される。この式が意味するところは、人間社会のなかで脆弱性があるところに危機が発生してはじめて災害が起きるということである。たとえば、砂漠の真ん中で大地震(=hazard)が発生したとしても、災害が引き起こされることはない。換言すると、どのような災害が発生するかということは、危機が発生した場所がどのような社会であったのかということに強く規定される。当然、災害のあとどのように復興を果たしたのかということも同様である。特に、日本は地震や津波、水害、火山噴火などが多発する災害大国であり、当該社会に壊滅的な被害を与えるような巨大災害は、否が応でもその社会の姿を如実に写し出す鏡でもある。2011年3月に発生した東日本大震災も、そうした災害の一つである。そこで、本研究では、過去の災害復興を通時的に研究することで、その社会がもつ空間・社会・政治的な特性を逆照射する事を目的とする。
- 研究期間
Research Period - 2019-10-04 - 2024-03-31
変更申請
変更のために新しい申請を保存します。
This will save a new application on the system for a modification.
研究者 / Researchers
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
岡村 健太郎 / 近畿大学建築学部建築学科
福島秀哉 / 東京大学工学部社会基盤学科
二井 昭佳 / 国士舘大学理工学部まちづくり学系
五三 裕太 / 東京大学大学院工学系研究科社会基盤専攻
坂井 結子 / 法政大学 デザイン工学部 都市環境デザイン工学科
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
年次報告の内容はメンバーのみ表示されます。
成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/03
著者:福島秀哉, 二井昭佳, 岡村健太郎, 五三裕太
書誌情報等:コミュニティのかたちと復興区画整理: 岩手県大槌町町方・吉里吉里の地域デザイン, 鹿島出版会