プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 都市商業地域におけるごみのポイ捨てを誘発しやすい環境要因についての分析
Analysis of environmental factors that may induce littering in streets in urban commercial areas
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 942
- 研究代表者
PI - 山田 育穂 / 東京大学 空間情報科学研究センター
- 事務担当者
Secretary - 西野 翔馬 / 中央大学 理工学部 人間総合理工学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract タバコの吸い殻や空き缶などの路上へのポイ捨ては様々なところで見られる現象であるが、特に多くの人が集まる都市の商業地域においては深刻な問題となっている。本研究では、こうしたごみのポイ捨ては空間的に無作為に発生するものではなく、道路空間の特性によりごみが捨てられやすい場所・捨てられにくい場所があるという仮説を立て、ゴミの捨てられやすさに影響を及ぼす環境要因について分析を行う。
現在までに、ごみの捨てられている状況を把握するため、新宿駅周辺の商業地域において平日・休日それぞれのごみ分布の調査を行った。対象としたのは、最も多くみられるごみであるタバコの吸い殻と、風などにより移動させられることが比較的少なく捨てられた場所が明確な空き缶である。同時に、道路空間の環境要因として舗装状況や幅員、植栽の種類や量、自動販売機の位置、人通りなどについても調査した。これらのデータを用い、ごみの有無・量と道路環境要因との関連性を分析し、ごみの捨てられやすい場所・捨てられにくい場所の空間的な特徴を明らかにすることが本研究の目的である。さらに、商業地域においては立地する店舗の数や種類が利用客の数や属性に影響すると考えられるため、利用を希望するデータを用いて商業施設の集積状況を詳細に把握し、ごみの分布と商業施設との関連性を検証したいと考えている。
- 研究期間
Research Period - 2019-12-02 - 2020-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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山田 育穂 / 東京大学 空間情報科学研究センター
関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
西野 翔馬 / 中央大学 理工学部 人間総合理工学科
研究成果 / Achievement
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