都市空間データを利用した防犯性評価に関する研究
完了
柴崎 亮介
近年、世界の大都市と比較して日本は犯罪が少なく安全であると言われていた、いわゆる日本の安全神話が崩れ、犯罪検挙率は上昇の一途を辿っている。年々、日本の社会においても犯罪予防を初めとする危機管理に対する意識は高まっている。世界的にも犯罪発生率の高いアメリカ・イギリス・オランダなどでは防犯環境設計(CPTED)と呼ばれる研究が行われてきた。これは、犯罪抑止効果を望める環境をいかに設計・構築するか、という手法である。その中で、地域住民や歩行者など、周囲からの自然監視性の高いことに犯罪抑止効果がある、と言われている。防犯環境設計の研究は、既に自然監視性や領域性といった環境設計による犯罪予防の第一世代から、地域社会・コミュニティの結束力、スポーツや芸術などの文化活動・近隣活動の活性化といった社会的環境を重視した第二世代に移ってきていると言われている。しかし、自然監視性を定量的に計測した研究は未だに多くなく、ある程度、広範囲の都市空間において、局所的な自然監視性の大小と犯罪予防の関連ついての定量的な議論は不十分である。 そこで本研究では、都市空間において住宅・店舗・事業所等の建物の自然監視性に注目し、侵入口に使用されることの多い窓や戸口の視線量を定義し、レーザ・スキャナとCCDカメラを使用して半自動で視線量の計測を行う。また、その視線量と実際の犯罪発生との相関の評価を行う。計測したデータのマッピングにゼンリン住宅地図を利用する。
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柴崎亮介 / 東京大学空間情報科学研究センター
趙卉菁 / 東京大学 東京大学空間情報科学研究センター
田中英人 / 財団法人 都市防犯研究センター 研究員
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Zmap TOWN II 2003/04年度(Shape版)千葉県 データセット
Zmap TOWN II 2003/04年度(Shape版)東京都 データセット
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