プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 都市のスポンジ化を考慮した既成市街地の動的な画定方法の構築と市街地縮退の評価
Dynamic evaluation of morphological urban areas: considering random accumulation of vacant plots
- 状態
Status -
実施中
Started
- 研究番号
Research Number - 1226
- 研究代表者
PI - 薄井宏行 / 千葉工業大学創造工学部都市環境工学科
- 事務担当者
Secretary - 薄井宏行 / 千葉工業大学創造工学部都市環境工学科
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 山田 育穂
Ikuho YAMADA
- 研究内容
Abstract 本研究の目的は,空閑地が空間的にランダムに発生する「都市のスポンジ化」を考慮することによって,現在と将来の既成市街地の範囲を比較する方法を構築し,既成市街地の縮退を動的に評価することである.コンパクトシティ政策を推進するために,2014年8月に都市再生特別措置法が改正され,立地適正化計画とそれに位置づけられる居住誘導区域が規定された.従来,既成市街地は縁辺部から中心部に向けて縮退すると想定されていたものの,実際には都市のスポンジ化の様相を呈している.本研究では,①建物分布と道路網に沿って整備される都市インフラの維持に関する平均費用最小化に基づいて既成市街地を画定し,②既成市街地における空閑地の発生・蓄積パターンを空間統計的に評価することで,③都市のスポンジ化を考慮した既成市街地の縮退を動的に評価する方法を構築する.現在と将来の既成市街地の範囲と比較することで,既成市街地の縮退を評価する.
- 研究期間
Research Period - 2023-03-13 - 2025-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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薄井宏行 / 千葉工業大学創造工学部都市環境工学科
利用データセット / Datasets used
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
研究成果 / Achievement
年次報告一覧 / Annual reports 必須
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成果報告一覧 / Publication list
年月:2023/10
著者:薄井宏行
書誌情報等:国勢調査基本単位区における建物当たり人口及び世帯数の平均の空間分布とその特徴-千葉県における町丁目及び地域メッシュ単位における建物当たり人口及び世帯数との比較分析-, 都市計画論文集, 58(3), 570-577
年月:2023/10
著者:山田拓実, 岡澤由季, 稲垣遥大, 成澤拓実, 岡村幸樹, 竹内萌恵, 薄井宏行
書誌情報等:土地利用の構成と建物密度および人口密度からみる居住誘導区域の特徴- 埼玉県を対象としたケーススタディ-, 都市計画論文集, 58(3), 516-522
年月:2023/09
著者:Hiroyuki Usui
書誌情報等:Modelling the dynamics of morphological urban areas: considering random accumulation of vacant plots and infrastructure cost, ECTQG 2023 Proceedings, 136-137
年月:2023/10
著者:薄井宏行
書誌情報等:国勢調査基本単位区における建物当たり人口及び世帯数の平均の空間分布とその特徴-千葉県における町丁目及び地域メッシュ単位における建物当たり人口及び世帯数との比較分析-, P2-06, 第32回地理情報システム学会研究発表大会