日本の歩行文化の現代的実態に関する研究 ―銀座における人流データを用いた行動解析―
実施中
中居 楓子
本研究は、日本の都市における歩行文化研究のケーススタディとして、銀座で歴史的・文化的な行動として語られてきた「銀ブラ」に着目する。銀座および銀ブラは日本のショッピングストリートの代名詞とされ、各地の商店街に影響を与えてきた。そこで、銀ブラが、現代の銀座でどのように行われているのか、人流データを用いて実証的に明らかにすること目的とする。ここでの銀ブラは、銀座をぶらぶら歩く行為に加え、カフェや百貨店など銀座らしい施設への立ち寄りや滞在を伴う行動として捉える。実人流データを用いて、銀座地区内における移動経路、滞留時間、訪問エリア、時間帯、年代・性別等の属性差を集計的に分析し、銀ブラを行う人々の行動範囲や滞在傾向を示すのかを把握する。その後、銀ブラの移動経路選択要因を考察し、どのような環境的要因が銀ブラを引き起こしやすくしているかを把握する。銀座では今後恒久的な歩行者空間化が計画されていることから、交通規制の有無に着目し、銀座中央通りの歩行者天国開催時と非開催時を比較し、南北方向の移動に変化があるかを検討する。これにより、歴史的に語られてきた銀ブラが、現代の都市空間や商業環境の中でどのような行動として現れているのかを明らかにする。なお、分析は個人を特定しない集計的・空間的な傾向把握として実施する。
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中田 泰樹 / 中央大学
マーシャル レオ / 中央大学
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【別途書類手続き。通常より審査期間が長くなります】実人流データ(東京都、2025年5月)
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