プロジェクト情報(概要) / Project information (abstract)
基本情報 / Basic Informations
- 研究題目
Research Title 閉山後の炭鉱住宅地の盛衰プロセスに関する研究
A STUDY ON RISE AND FALL PROCESS OF COAL TOWNS AFTER MINE CLOSURE
- 状態
Status -
完了
Completed projects
- 研究番号
Research Number - 646
- 研究代表者
PI - 大月 敏雄 / 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻
- 事務担当者
Secretary - 足立 壮太 / 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻大月研究室
- 受入CSIS教員
CSIS reception staff 相 尚寿
Hisatoshi AI
- 研究内容
Abstract 近年、大都市郊外における人口減少・少子高齢化が課題となっており、すでに様々な住宅地の衰退や再生への取り組みが行われているが、より体系的な住宅地計画についての考察が求められている。その郊外住宅地の現象と似た事例の一つとして挙げられるのは、過去の日本主要産業であった炭鉱業のために計画された住宅地である。多くの炭鉱が1960年代に始まったエネルギー革命により閉山となったが、その後、炭鉱住宅地が現在までにたどった道程を明らかにすることで将来の郊外住宅地計画の参考事例となり得ると考えている。これまでの炭鉱住宅地に関する研究としては、①立地条件および周辺環境に関する研究、②形成及び維持管理システムに関する研究、③炭鉱閉山から今に至るまでの経年変化に関する研究、④住宅地の活性化に関する研究に関する研究などが見られるが、研究結果を人口減少に活かすことを意図した研究は少ない。そこで本研究では、住宅地図や文献調査データに基づき、炭鉱住宅地の変化パターンに注目し、その盛衰パターンを分類した後、地理的特性・人口密度・交通利便性との関係性について分析を行い、その盛衰に影響を与えているのかを明らかにすることを目的としている。調査対象地は北海道の石狩炭田と釧路炭田、福島県・茨城県の常磐炭田、山口県の山口炭田、福岡県の筑豊炭田と三池炭田、長崎県・熊本県の島にあった炭田が対象地として、その炭田の経年変化を調査する。
- 研究期間
Research Period - 2015-11-19 - 2020-03-31
変更申請
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研究者 / Researchers
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大月 敏雄 / 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻
朴 晟源 / ソウル市都市再生支援センター
谷口尚弘 / 北海道科学大学建築学科 教授・博士(工学)
安武敦子 / 長崎大学大学院システム科学部門
橋本泰作 / (株)住環境研究所 主席研究員・修士(公共経済学)
足立 壮太 / 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻大月研究室
利用データセット / Datasets used
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研究成果 / Achievement
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